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【シティライフインタビュー】 近藤 光史さん

2012年09月17日


ラジオパーソナリティ
近藤 光史さん





月曜から金曜、1 2 時半から1 6 時までの生放送
「こんちわコンちゃん お昼ですょ!」(MBSラジオ)は、
パーソナリティのコンちゃんこと近藤光史さんが、
ざっくばらんに社会情勢を語り、時に吼え、笑い、素直に感動を伝える。
その語りを愛するリスナーは多く、12年続く長寿番組となっている。
この9月、初の番組本として、コンちゃんのエッセイが発売。
番組のことから、プライベートまで、
今の「本音」が綴られている。


一市民として疑問に感じたことを本音で吼えていきたい

「ヤンタン」から「あどりぶランド」
そして「コンちゃん…」へ


―アナウンサー歴40年以上どんな仕事をされてきたのですか?

 大学入学と同時に放送研究会に入り、歌手やイベントのステージで司会をしていました。当時は大企業の管理職くらい収入があって、通学はタクシー、服はオーダー、ちょっと嫌味でしょう(笑)。毎日放送に就職してからは、普通のサラリーマンでしたけどね。

 局では研修中からレギュラー番組を持たされ、「ヤングタウン」は7年、「ヤングおー!おー!」は3年やりました。笑福亭仁鶴さんや桂三枝( 文枝)さん、フォークグループのアリスなど、みんな若くて夢と勢いがあって面白かったですよ。僕はバラエティ番組ばかりだったので、報道局からは「近藤がニュースを読んだら信ぴょう性がなくなる」と言われましたが、アドリブが必要な現場レポートは僕ら色物アナの出番です。当時の台本には、「よろしく」とか「にぎやかに」しか書いていないので、自然とアドリブになる。そんな環境から、アナウンサーが総出演して時代劇やコントに挑戦した「あどりぶランド」が生まれました。企画から関わっていたので寝る時間がないくらい大変でしたけど、人気番組になって、賞ももらって嬉しかったですね。



毎日本音で「吼える」ことがリスナーの共感を呼ぶ


―MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」人気の秘訣は何でしょう

 毎日放送を辞めてタヒチで8年間暮らし、この番組をやるために帰国した時、一市民として、政治も含めて世の中で自分がおかしいと感じたことを言おうと。それが「吼えるコンちゃん」のコーナーになり、今では「コンちゃん、もっと吼えてや!」とリスナーにハッパをかけられるくらいです。普通の人がニュースを見て「それ、違うやろ」と思わずつぶやくようなことを、僕が代弁している感じですね。リスナーは、親戚のおっちゃんのしゃべりを聴くように親しみを持ってくれているようです。

 あとラジオはリスナーとの距離感が近いことが魅力の一つですね。昔の話ですが、番組プレゼントを僕が当選者の家に届けていたんですよ。それが土鍋だったので、近所の方や親戚が集まっての大宴会に。お腹いっぱいご馳走になって、お土産までもらってね(笑)。7月に65歳になりましたが、毎日、本音でしゃべるから、情報収集をはじめ、勉強することもいっぱい。放送のおかげで歳を忘れていますね。始める前は、「午後のこんな時間に誰が聴くんだろう」と心配しましたが、営業で車に乗っている人、仕事場や家庭で、みなさんがラジオを聴いてくれている。嬉しいですね。



番組のことや私生活の裏側も正直に書いたエッセイ


―発刊されたエッセイには、西宮のことも書かれていますね

 5歳から高校を卒業するまで西宮市越水町に住んでいたから、夙川の桜や甲山の紅葉、裏道もいっぱい知っています。僕は市立西宮東高校の1期生なんです。まだグランドも整備されてなくて、先生と生徒が一緒になってスコップを持って働いた覚えがあります。今は大阪市内に住んでいますが、夢はいつかふるさと西宮に住むことです。

 そして、この9月にようやく本が完成しました。しゃべるのは得意でも書くのはきつかったですよ。毎週4千字のノルマで半年間。番組のことだけでなく、放送では言えていないことや私生活、そんな裏側も正直に書きました。この本を読んでから放送を聴いてもらうと、こういう人がしゃべってるんだ、とさらに楽しめると思います。想いを込めて書いた1冊です。ぜひ読んでください。



「こんちわコンちゃん お昼ですょ!夢が我が家にやってきた」

西日本出版社 1,365円
近藤光史さんが半生を振り返って書き下ろしたエッセイ。
番組の裏話や自身のこと、
そしてグラビアでは自宅に作られた夢のジオラマが登場。



【Profile】


●こんどう・みつふみ
1947年7月12日岡山県生まれ。
1971年早稲田大学卒業後、毎日放送(MBS)にアナウンサーとして入社。入社早々同局のテレビ「ヤングおー!おー!」レギュラー出演、翌年ラジオ「ヤングタウン」レギュラーほか多数出演。1992年退社しタヒチへ移住。日本人向け海外挙式会社を設立。2000年MBSラジオ「こんちわコンちゃん2時ですょ!」出演のため帰国。現在も同局お昼のラジオの"声"として活躍中。



〈取材を終えて〉------------------------------------------------------------------ 
顔が見えないラジオだから、その人の人間性がダイレクトに伝わります。
きつい言葉で吼えていても、その奥にある温かさや優しさが伝わってくる。
旅好きで鉄道好き、食いしん坊の近藤さん、私もリクエストします「もっと吼えてください」。

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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 00:00│Comments(0)シティライフインタビュー
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