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【シティライフインタビュー】 NAOTOさん

2013年01月22日


ヴァイオリニスト・作曲家・プロデューサー
NAOTOさん



手拍子をしたり、ジャンプをしたり、
高槻出身のNAOTOさんの演奏は、
ポップで、自由で、どこまでも明るい。
ヴァイオリンの堅いイメージを打ち破り、
ポップスを豊かに表現する、いま、
もっとも注目されるヴァイオリニストだ。
4月7日、高槻現代劇場で開かれる
「ライブ・イマージュ・ヌーボー2013」。
ふるさとで演奏する意気込みをうかがった。

”今“を生きる人間として
素直な気持ちを表現したい


なりたい職業はヴァイオリニスト
それしか思いつかなかった


―楽器を始めたのはいつ頃ですか?

 「記憶はないんですが、2歳半頃です。母がピアノの先生をしていて、僕を保育所に預ける代わりに、ヤマハ音楽教室の3歳児クラスに入れたらしい。ヴァイオリンを始めたのは、ヴァイオリンのケースを持っている子どもを見て、中身が何かも知らずに、僕もあれがほしいと。ご飯を食べるとか顔を洗うのと同じように記憶がない頃に始めたので、ヴァイオリンが好きとか嫌いとか、練習がしんどいとか辞めたいとか、そういう感覚が全くないんです。だって、顔を洗うのを辞めようなんて人はいないでしょ(笑)。当然、クラシックのヴァイオリニストになるつもりで、学校、食事、睡眠以外は、よく練習しましたよ。小学校のとき、なりたい職業を3つ書きなさいという宿題が出たんですが、1 番はヴァイオリニスト、2番はヴァイオリンの先生。で、3番が思いつかない。結局、前日に見たテレビドラマの"結婚詐欺師"がカッコよく思えて、結婚詐欺師と書いたら、先生に呼び出されました(笑)」。


軽やかにポップスを演奏する
金髪のヴァイオリニスト誕生


―ジャンプしたり、手拍子をしたり、トークをしたり…本当に楽しそうに演奏されます

 「ヴァイオリンといえばクラシックで、高尚で、難しい楽器というイメージで見られがちですが、僕は2013年という今を生きている人間として、素直な気持ちを表現したい。もちろんクラシックも好きですが、二百年、三百年の遺産だけで演奏するのは間違っていると思うんです。音楽は技術的にも進歩し、人の感情や文化とともに成長し、ポピュラーになっていますから…。

 僕がこういう気持ちになったのは、芸大に入って、歌手やドラマーの方のバックで演奏するスタジオミュージシャンのバイトを始めたときです。今も忘れられないのは、ロックバンドのザ・イエローモンキーさんのライブでのこと。僕はセカンドヴァイオリンを弾いていたんですが、ファーストヴァイオリンの人のマイクが故障して音が出なくなった。急きょ、8小節くらいのソロを僕が代わりに弾いた。するとお客さんの歓声がドッと沸き上がって…。クラシックでは演奏中の歓声や拍手はあり得ませんし、僕にとって舞台といえばコンクールや試験で、会場の方と楽しむなんて皆無だった。ああ、ポップスって、人として感じたことを素直に表現できるんだと感激し、自分はこっち(ポップス)側の人間だ!と。二十歳のときにはポップスで生きていこうと決心し、今もその意思は変わりません。」


4月7日、高槻現代劇場で
「ライブ・イマージュ・ヌーボー」


―新しいヴァイオリニスト像を追求して20年。
デビュー後初めて出身地で演奏会が開かれますね


 「高槻でのコンサートは、大学に入った頃にオーケストラをバックにモーツアルトを弾いて以来のことで、楽しみにしています。高槻第九中学校出身のNAOTOが、やっと地元の皆さんに僕らしい音楽を届けられるときが来ましたとお伝えください。今回、同世代の5人のソリストが集まって演奏しますが、全員、電話番号もメールアドレスも知っている仲間ですから、何か楽しいコラボレーションができないか考えているところ…。高槻の北、摂津峡近くの「上の口」で育って、水泳は川でするものだと思っていたし、サルや鹿が近くに出てくるのが普通の暮らしだと思って育ちました。いまさらながら、いい環境で育ったことに感謝しています。4月7日は一緒に高槻現代劇場で盛り上がましょう!」



高槻出身のNAOTOさんも出演!!
「ライブ・イマージュ・ヌーボー2013」


◆日時:4月7日(日)16時開演
◆会場:高槻現代劇場大ホール
◆出演&予定楽曲:
 中孝介(ヴォーカル)「花」、小松亮太(バンドネオン)「リベルタンゴ」、NAOTO(ヴァイオリン)Sanctuary」、羽毛田丈史(ピアノ・キーボード)「ROOKIES 愛のテーマ」、松谷卓(ピアノ)「TAKUMI/匠」他
◆料金:一般5,000円、友の会4,500円、友の会グリーン4,000円
◆問合せ:高槻現代劇場 TEL.072-671-9999


【Profile】


●NAOTO(なおと)
1973年、高槻市出身。高槻市立北清水小学校、第九中学校を経て、東京芸術大学附属音楽高校、同大学音楽学部器楽科卒業。ポップスを表現する数少ないヴァイオリニスト。05年、EPICレコードよりデビュー。人気ドラマ「のだめカンタービレ」では、演奏指導・吹替演奏、ゲスト出演も。ポルノグラフィティなどのライブに参加したり、作曲家としてTEAM NACSなどの舞台音楽の作編曲、プロデュースを手掛ける一方、「ハローキティ」とコラボレーションするなど多彩な才能を駆使して活動の場を広げている。
 

〈取材を終えて〉------------------------------------------------------------------ 
トレードマークの金髪のたてがみに、博多人形のような白い美肌。まさにヴァイオリンの貴公子です。ふるさと高槻の思い出をユーモアたっぷりに話してくれました。

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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 00:00│Comments(0)シティライフインタビュー
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