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胸に染みこむような豊かな風景 独創的な銅版画の世界を楽しんで

2013年05月13日


【旬の人】桜井貞夫さん
取材・文/山下満子


【プロフィール】
1951年和歌山県生まれ・京都府在住。'69年より独学で銅版画を始める。'84年第5回現代版画コンクール・優秀賞、'88年ソウル国際版画ビエンナーレ・国際大賞をはじめ、'13年トロワ・レヴュール国際現代版画ビエンナーレ・第二席など多数受賞。主な作品収蔵先として、文化庁、国立国際美術館、オスロ国立美術館(ノルウェー)など。

大地を吹き渡る風の音、たくましく生きる人々の息吹|そんな〝生命の鼓動〞が伝わってくるような、独創的な風景を描き出す版画家・桜井さん。静かでありながら力強さを感じさせる作風に魅了されるファンも多く、過去いくつもの作品集を出版。国内はもとより世界各国で賞を授与され、62歳になった今も意欲的に創作活動に取り組んでいる。

桜井さんが銅版画を始めたのは高校2年生の頃。当時、美術部員だった桜井さんは絵画や立体造形などあらゆる美術に興味を持ち、美術展や博覧会を巡り歩いていたそう。その中で出会ったのが、レンブラントの銅版画だった。「レンブラントと言えば〝光りと影の画家〞と称されるほどの油彩の大家ですが、それだけに黒一色の銅版画を見たときは衝撃的でした」と桜井さん。以来、独学で試行錯誤しながら自らの表現技法を確立。「独学だったからこそ、とららわれず自由に描けた」と、桜井さんは当時を振り返る。

始めた当初の技法は、ドライポイントと呼ばれる金属の針で銅に彫っていくもの。やがて豊かな色彩を求めて面で表現するアクアチントへと移行していったそう。モチーフにも大きな変遷がある。「そのきっかけはヨーロッパの田園風景との出会い」と桜井さん。「作為的から、自然体へ。心に感じた風景を心のままに描いています。観る人にも、自由に感じてもらえれば嬉しいですね」と語る。先ほど出版された、初期から現在までの作品を集めた作品集『桜井貞夫 全銅版画』は、そんな桜井さんの変遷を見ることができる。また、5月16日〜27日は、高槻で刊行記念展を開催。代表作や新作など約20点の作品のほか、作品モチーフとなったアフリカとの出会いを語る楽しいトークも。胸に染みこんでくるような風景の数々を、ぜひ心で感じてみて。

全銅版画作品集 1969~2013カタログレゾネ 刊行記念展

■日時:5/16(木)~27(月)11時~18時
   (最終日16時まで・5/21(火)休廊)
   ※5/18(土)16時~作家トーク
■場所:アートデアート・ビュー
   (高槻市北園町13-30)
■入場料:無料
■問合せ:072-685-0466
☆全銅版画作品集(定価6,300円/阿部出版株式会社)


この他、シティライフ5月号北摂WEST版の「We LOVE北摂」のご紹介は、
こちらからご覧になれます。(PDF)

http://www2.citylife-new.com/backnumber/2013/05/E/E22.pdf

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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 12:00│Comments(0)趣味・カルチャー
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