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【旬の人】COPDをもっと知ってほしい辻 文生先生
2013年12月29日

【旬の人】
COPD(慢性閉塞性肺疾患)を
もっと多くの人に知ってもらいたい
辻 文生先生
市立吹田市民病院呼吸器・アレルギー内科部長。
SRCTを立ち上げ、予防医療・地域医療に加え、更なる広がりをもたせるためにチーム医療を実践している。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)を
もっと多くの人に知ってもらいたい
辻 文生先生
市立吹田市民病院呼吸器・アレルギー内科部長。
SRCTを立ち上げ、予防医療・地域医療に加え、更なる広がりをもたせるためにチーム医療を実践している。
市立吹田市民病院の呼吸器・アレルギー内科部長の辻先生。11月3日に万博公園で行われたCOPD啓発イベントの中心人物だ。5回目となる今回は肺年齢測定人数の世界記録にも挑戦し、見事1029名という新記録を達成した。
そんな辻先生が同院に来たのは5年前。それまでは、10数年に渡って大学勤務医としていたが、臨床において無力な場面に遭遇するたび何か別の道はないかと模索し、「予防医療」「チーム医療」「地域医療」に辿り着いたという。「予防医療は医療の入り口なんです。そこで予防を啓蒙できれば病気を防げる可能性があります」と辻先生。その実践に向け同院での診療を開始してほどなく、吹田呼吸ケアチーム(SRCT)を発足。
SRCTは医師、看護師、薬剤師、栄養士など多岐に渡る職種で構成され、患者の治療・ケアだけでなく、教育・指導などにも力を入れている。その市民向けへの活動の一つとしてCOPDイベントを開催。「今回の世界記録挑戦は話題性を狙っただけです。
きっかけはなんでも良いのでとにかくCOPDという病気を知ってもらいたい。」と辻先生は話してくれた。今後の活動にも期待したい。

世界記録を達成した時にSRCTのメンバーと外部スタッフと撮影した写真
Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 10:00│Comments(0)
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