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【起業の原点をたずねて】有限会社パーマネントエイジ

2014年11月28日


自分たちが良いと思ったものだけを
自信を持ってお客様に届けたい


有限会社パーマネントエイジ
代表 林 行雄さん・林 多佳子さん


本当に自分に似合うものを知っている人が、おしゃれな人ではないだろうか。シンプルで上質な服をさらりと着こなし、眼鏡やアクセサリーでアクセントをつける…。西宮・苦楽園にあるセレクトショップのオーナーである林さんご夫妻が纏うやわらかな雰囲気と、ショップの服は今、おしゃれな大人たちの共感を集めている。

若い二人がいつか持ちたかった
自分たちのショップ
 
おしゃれの街・神戸で育った林行雄さんと多佳子さん。二人が10代だった1960年代には、〝VAN〞を中心としたアイビーファッション、20代だった1970年代後半は〝BIGI〞などのDCブランドが全盛期。洋服が大好きだった二人は、自然な流れでアパレルの道へと進む。多佳子さんは商社へ、行雄さんは美術大学でデザインを学んだのち、紡績会社の企画・デザイン室に就職。「業界で言うところの川上=製造部門で糸や生地、織りといった素材の勉強もさせてもらえました」と行雄さん。そして休みの日になると、二人で東京へ出かけ、憧れのショップをめぐっては散財していたと笑う。「でも、あの頃に吸収したものが、今の自分たちの土台になっています」と多佳子さん。

 それぞれ製造、販売で経験を積んでゆくなか、〝自分がいいと思ったものをつくりたい〞という想いがふくらみ、独立。『アトリエハヤシ』を立ち上げ、ショップ『662』をオープンさせたのが30歳の時。その後、順調に業績を上げ、卸も行うように。そして1985年、芦屋に『イショナル』をオープン。「その頃から頻繁にヨーロッパに買い付けに行くようになって、フランスやイタリアで、普段の姿がおしゃれな人たちをたくさん見て、素敵だな、こんなふうにおしゃれを楽しめたらいいな、と思うようになりました」と多佳子さん。

大人に似合うおしゃれな
〝普段の服〞を作り続けたい

 会社として設立した『イショナル』は、ショップを展開し、順調に拡大を続けていくが、会社が大きくなるにつれ、行雄さんは自分のやりたいことと、現実が離れていくことを感じる。そして2000年、50歳の時に心機一転オープンさせたのが、『パーマネントエイジ』だった。  

 行雄さんは言う。「自分が良いと思うものだけを作って、お客様にお届けしたい。そんな想いでスタートしたわけですが、お恥ずかしながら、この店を立ち上げて、初めて接客をしたんです。すると〝もっと軽くならないの?〞など、お客様は自分の要望をどんどん伝えてくださる。今までもそんなフレーズは聞いてきたはずなんですが、直接会話をすることで実感できる。メーカーの若きデザイナーたちに、店頭に立て!と言いたいですね(笑)。マーケットが見えてくるよ、と」。

 パーマネントエイジのオリジナル商品は、できるかぎりシルクやコットン、カシミヤなど天然素材にこだわり、着心地の良さを追求している。実際に購入して着た人がリピーターとなり、その良さをさらに人に伝えることでじわじわとファンを増やしてきた。そして、東京の出版社からムック本「毎日の大人服」が出版された。同誌は〝こんな本を待っていた〞という大人の女性の心を掴み、増刷を重ねている。この10月には「毎日の大人服」のライターの方をMCに阪急うめだ本店で二人のトークショーが行われた。「ありがたいことに、たくさんの方が私たちの話を聞きに来てくださって感動しました。またこの本を見て、全国からわざわざこの苦楽園の店へお越しいただいて、うれしいかぎりです」と行雄さん。

 二人が大切に紡いできたこの店と服たちは、これからも多くの人に仕合わせ(しあわせ)を届けてくれるはずだ。


ナチュリラ別冊「毎日の大人服」。(1200円+税/主婦と生活社)
パーマネントエイジのすべてが詰まった一冊。多佳子さんが等身大のモデルとなった着こなしのヒントがいっぱい。

【Profile】
はやし ゆきお はやし たかこ
共に1949年神戸市生まれ。紡績会社、商社、合繊メーカーでデザイナーとして勤めてきた行雄さんと、商社に勤務していた多佳子さんは25歳で結婚。その5年後、当時住んでいた西宮市の郵便番号にちなんだ『6 6 2 』という名のセレクトショップをオープン。現在は西宮市苦楽園で「パーマネントエイジ」を経営。(右の写真は1990年頃のお二人)


Permanent Age
~パーマネントエイジ~

パーマネント= 永久に。エイジ= 時代。ずっと変わらないという意味。自分たちが自信を持ってお届けできる商品だけを揃えるセレクトショップ。メンズ、レディスともにあり。阪急甲陽線「苦楽園口」から徒歩5 分。

パーマネントエイジの服はP.4でご紹介しているので、ぜひそちらもご覧いただきたい。またオリジナルのバッグもデザイン性に優れ、とても軽いと人気。

西宮市南越木岩町6-7 ラポールビル103
営/11 時~19 時 火曜定休
TEL. 0798-75-3775
http://www.permanent-age.co.jp


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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 09:46 │起業の原点をたずねて
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